パニック障害を発症した15年前を振り返る

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パニック障害発症 ぱ日記
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ぱにぱに〜。

ちょっと昔の話になりますが、15年前に ぱに を発症した時期の事を回顧してみます。


当時、最初は軽い吐き気から始まり、日々の倦怠感からくる体調不良を抱えながら過ごしていました。


これに動悸・息切れが加わり、あらゆる病院…内科・胃腸科・循環器・前立腺・脳神経科等を半年以上かけて受診しました。

なのに…全く問題なし、ノープロブレムの結果。

ぶたまん
ぶたまん

逆に体に異常が見つかって欲しかった



こんなに体調不良なのに何ともないなんて…。


症状も悪化し毎日毎日苦悩する生活、『いったいなんなんだ?』とかなり追い込まれていました。

とうとう、メンタルがやられてるんじゃないかと考え、精神科と心療内科に行くことに。

はぁ〜………また問題なし。


この時が限界だったのだろう … 原因不明の不調に悩みながらも休む事なく、周囲に打ち明けることもできずに仕事をこなしていた。


そしてこの数日後、ひどい目にあうことになる。


今も忘れることのないオモイデだ。

いつも通りアポ済の取引先へと車を走らす。


すると、高速を走行中に急に手が痺れだす。例えようもない不安がもっさもっさと襲いかかる。


このままではマズい…とにかく高速を降りなくては。


そして、ホームセンターの駐車場に入り横たわっていた。

しかし動悸は激しさを増し、さらには手足のしびれへと加速していく。

当時はパニック障害と自覚してすらいなかったため全く為す術もなかった。


『やばい、何かの病気かな、脳の血管詰まるやつとかかも、とにかくヤバい…』


そんな心の声から一人で車内にいることに危険を感じ、人目につくホームセンター内までたどり着き、人の往来のある入り口近くのベンチで休憩。

結果、この行動で良かった。

意味不明で暴力的な症状はマッハな加速。


ホントに怖かった。


痺れは手足から体の中心に向けて広がり、腹や胸まで達しそうな時に終わりかなと感じ、身をベンチに委ねていた。


多分、意識は朦朧としていたんだろう。

周囲に人が集まってきており、呼んでくれたであろう救急車で搬送された。

車中ではバイタル計?がピコピコピコ高速で鳴り響き、不安を大いに煽ってくれた。


話しかけられたがロレツも回らない。

病院で点滴を受けながら何時間経ったのか、目を覚ますも体に力が入らなかった。


その後、精密検査を受けたもののこれといった異常は無く、診断は急性四肢麻痺と言われたが原因不明。

またもやハッキリしないモヤッとした結果…。


ほんとに何なんだろうと悩みまくった。

途方に暮れ、ネットで色々調べているとパニック障害なるものの症状にそっくりと気づいた。そこで専門医のいる病院へ行き、あっさりパニック障害と診断されたんだ。

ぶたまん
ぶたまん

パニック障害というものが何者かも知らなかったが、この診断結果がむちゃくちゃ嬉しかったのを今でも忘れられない。



苦しみ続けた不調が解消されたわけではないが、ようやっと謎に辿り着けた喜びか…。


この1年くらいの苦しみは何だったんだろう。早くわかっていれば…。

ここからが ぱに との共存のスタートとなった。

ただ、この過去を振り返って思うのは、

ぶたまん
ぶたまん

現在の自分はこの状況に陥っても、救急車で搬送されることもないであろう自信がある


ま、あれから15年…ぱにとの付き合いも長いし、経験積ませてもらったよ。

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