ぱにぱに~。
やはりパニック障害と付き合っていく以上、常にまとわりつくのが不安感だと思います。
それがゆえに、行動範囲が狭まり、行きたいところに行けない、会いたい人に会えないなんて、どうしてこんなに不遇なんだと落ち込みますよね。
不安さえ取り除ければと日々考え、少しでも改善したい思いから、手のツボを活用してみたいと思います。
手のツボとは
手のひらには1万以上の末梢神経が走っており、これが脊髄を経由して、脳・目・耳・鼻・肩・背骨・消化器・呼吸器などの体中の器官とリンクしています。
このことから、手のひらが第2の脳と呼ばれているわけです。
また、手のひらの状況を見て、体調を判断できると言われるのも各部と繋がっているからですね。
そして、手のひらには 自律神経を整えてくれるツボ がたくさんあるんです!
というわけで、ツボを押して自律神経を整えてリフレッシュしましょう!
きっと、ぱににも良い効果が期待できるはずです。
手のツボを押すコツ
まず、ツボは爪を立てずに親指の平を使って押していきましょう。
腹式呼吸でゆっくりと息を吐きながら押していきます。
息を吐くことでリラックスでき、体の緊張が抜けて効果が上がります。
そして、パッとはなすのではなく、息を吸いながらゆっくりと戻していくのが理想です。
押す長さですが、諸説あり3秒~7秒くらいですね、私は5秒くらいで行ってます。
ツボの位置
『 合谷 ごうこく 』
『 合谷 』、ツボの位置は 親指と人差し指の骨がぶつかる部分から、人差し指方向へ押していき、痛みを感じるところ になります。
このツボは頭痛・肩こり・目鼻歯の痛み・ニキビ・大腸不調・風邪の初期症状・ストレスや緊張緩和に効果があるとされています。
これだけの効果が見込めるため、万能のツボといわれるほどです。
目の疲れ・肩こりに効くため、デスクワークが多い方には是非おすすめなツボです。
『 神門 しんもん 』
『 神門 』は 手首の横方向に沿った横じわの小指延長下あたりのくぼんだところにあります。
このツボは、イライラを抑えて緊張をやわらげてくれます。
不安・不眠・動悸・息切れ・便秘似効果も。
『 労宮 ろうきゅう 』
『 労宮 』は 中指を曲げて指先が手のひらに触れる部分 になります。
このツボは、自律神経のバランスを調整し、倦怠感を解消、心の疲れに効くものとして有名です。
緊張緩和や気持ちを落ち着かせる効果に長けています。
3つのツボを紹介しましたが、イチオシのツボはコレ!
『 労宮 』です!
- 一番期待する効果を発揮してくれる
- ツボの位置が押しやすい
- 発作時にもちょっとしたアレンジで助けてくれる
このような形で押します。
ちょっとした時、気軽に押せるのがメリット!
正しくは親指で押すんですが…構いません、中指でも。
拳をグーにしてそのまま握り込み中指で押します。
パニック障害で悩む方には、この型が超おすすめです。
人知れずいつでもどこでもできるからです!
誰と一緒でも、スピーチ・デート・美容室・お通夜・MRI検査中、みんなが悩む場所で活躍出来る手法です!
発作時の緊急対処に使えるアレンジ
これはツボ押しの正規な手法ではないので、個人判断で行うようお願いします。
『 労宮 』を拳握りしめたままで、中指の爪を立てて強く押す!
強く押すというよりは、爪を刺すイメージです。
ま、要するにツボ押し効果 + 痛みによる刺激で発作から気をそらすのが目的です。
そもそもツボ押しの効果を得ることに速効性はありません。
あくまでも発作を沈静化したいがための例外です。
個人的にはコレで人知れずに発作を抑えてきたので、いまだに 一番の必勝法です!
ツボをいつでも場所を選ばず押せるコツ
今回、手のツボを紹介した 最大の理由は人知れずできる作業 だということです。
手を合わせればツボは押せるんです。
たとえば…
立って話をする際もたいてい手は前か後ろで組みますよね。
手を合わせているという姿は周りからみても何の違和感もありません。
その時の手を…こんな風にしちゃいましょう!
こんな感じなのでどこでもできますね!
そこで手のひらサイズに収まるイボイボボールを探してたんです。
ほとんどが手のひらに隠れない大きさだったのですが、ようやく直径5cmの手頃なものを見つけました。
トリガーポイント(TRIGGERPOINT) モビポイント マッサージボール
これなら人知れず常備できるので、ぱにぱに7つ道具の候補にしたいと思ってます。
まとめ
私は、もうクセになってますね。
手と手が近くにあれば常に3種類の組み合わせのどれかをやってます。
ぜひ、皆さんの悩みの改善につながればと思います。